今後、ネットを使いこなして、いろんな人とプロジェクトを行う青年や子供たちがどんどん出てくるでしょう。
今日は、そんな事例を紹介します。
●梅田氏の新刊を「みんなで翻訳」 著作権フリーとウェブの幸福な関係-IT PLUS
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ベストセラー「ウェブ進化論」などで知られる梅田望夫氏の新著「シリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代」。将棋を世界に普及させようと、梅田氏が「だれが何語に翻訳してウェブにアップすることも自由」と著作権フリーを宣言したところ、東大法学部3年生の薬師寺翔太さんがさっそくブログで見知らぬ同志を募り、わずか5日間で300ページ近い本を英訳してしまった。
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簡単に言うと、本の著者が、「この本は著作権フリーなので、皆さん勝手に翻訳して公開していただいて結構です。」と宣言したのを知った学生が、ネットで有志を集めて本を英訳してしまったという話です。
この記事から学べるネットの活用法ですが、要約すると
(1)著者が自身の本に対し、著作権フリーなので、誰でも翻訳していいと宣言した(のを知った)
(2)身近な人脈ではなく、ネットで有志を集めた
(3)翻訳を数日で完成し、公開したところ、さらに有志が集まった
(4)著者に会うという夢を実現した
という4点になります。もちろん、素晴らしいのはその実行力ですが、その気になればこういうことが短期間で実現してしまう強力なツールなのです。
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1冊丸ごと翻訳したら梅田さんに会えるんじゃないかという下心がわきました。しかし、1人で全部をやるのは無理。英語に自信がある友だちも周りにいませんでした。「じゃ、ネットでさがそう」と思い立ち、自分のブログに協力者を募るエントリーを立てたのが4月29日。その日のうちに梅田さんがブログで紹介してくれ、たった半日で10人が集まりました。
(中略)
ぼくは実名でブログを公開しています。英訳メンバーからは実名でメールをもらいました。氏名の公開に躊躇した人はいませんでしたね。彼らとは毎日連絡を取り合ったし、同じ志を持てば、普通にないような濃い人間関係ができることが分かりました。東京在住の人たちが集まったオフ会は梅田さんにもご参加いただき、念願がかないました。女性はいませんでしたが(笑)。
--------引用ここまで------
ネットというと匿名性が高いために、ネガティブな批判や中傷の書き込みが多く、実名を明かすなんてとんでもないと思っている人が大半だと思います。
しかし、若い人たちにとっては、ネットでのコミュニケーションもリアルでのコミュニケーションも区別しなくなっています。私も自分の運営しているブログやメルマガでは常に本名を名乗ってきました。(ただし私の世代の30代はまだまだネット上で情報を発信している人自体が少ないですね。)
ネット上でコラボレーションして短期間で費用をかけずに仕事を成し遂げてしまう、このような人材が社会に出たとき、我々はどう対応すればいいのでしょうか?
このような能力を身に付けた人材のニーズは今後増えてくることは間違いありません。
今回紹介させていただいた事例だけではなく、ネットが生み出している巨大なコラボレーションの事例や、ネットを自由に使いこなす若者たちについてもっと知りたい方は、下記書籍が参考になります。
<参考書籍>
●ウィキノミクス-マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ





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